(1)いくら寿司が好きだから___、毎日食べたらさすがに飽きる。
1 とはいえ
2 こととて
3 とばかりに
4 と思いきや
答は:1番
【解説】
「~とはいえ」
〔例文〕
いくら寿司が好きだからとはいえ、毎日食べたらさすがに飽きる。
〔構文〕
V普通形/N+とはいえ
〔意味〕
「~ではあるが」
「~とはいえ」は、「Aとはいえ」で「Aではあるが、しかし」という意味になります。
Aから想像できることや期待できることと、実際の結果が違うと言いたいときに使う表現です。
2「こととて」は「Aこととて」で「Aなので」という意味になります。
例文1)
子どものしたこととて、どうぞ許してください。
3「とばかりに」は「Aとばかりに」で「いかにもAというような様子·態度で」という意味になります。
例文2)
「どうだ、まいったか!」とばかりに、彼は犯人を投げ飛ばした。
4「と思いきや」は「Aと思いきやB」で「Aと思っていたら、実はそうではなくてB」という意味になります。
例文3)
私の留学に絶対反対すると思いきや、予想に反して親あっさり許してくれた。
(2)たとえ国王___その国の法律には従わなければならない。
1 にもかかわらず
2 からある
3 であれ
4 のみならず
答は:3番
【解説】
「~であれ」
〔例文〕
たとえ国王であれその国の法律には従わなければならない。
〔構文〕
N+であれ
〔意味〕
「~でも」
「~であれ」は、「Aであれ」で「Aであっても」という意味になります。
Aの前には、「たとえ」や疑問詞がよく来ます。
また、「Aであれ、BであれC」と言った言い方もあります。意味は「Aの場合もBの場合も関係なくCだ」となります。
例文1)
大人であれ、子どもであれ、平和を望む気持ちに変わりはない。
1「にもかかわらず」は「Aにもかかわらず」で「Aなのに」という意味になります。
例文2)
この街は、真夜中にもかかわらず、人通りが多い。
2「からある」は量の多さを強調する言い方です。
例文3)
彼は、50kgからある荷物を軽々と運び込んだ。
4「のみならず」は「ひとりAのみならず」で「ただAだけでなく」という意味になります。
例文4)
地球温暖化問題は、ひとり日本のみならず、地球全体の問題だ。
(3)奥さんをガンで亡くした友人を見て、同情を___。
1 禁じさせられた
2 禁じなかった
3 禁じえなかった
4 禁じられなかった
答は:3番
【解説】
「~を禁じえない」
〔例文〕
奥さんをガンで亡くした友人を見て、同情を禁じえなかった。
〔構文〕
N/する動詞になるN+を禁じえない
〔意味〕
「~を抑えることができない」
「~を禁じえない」は、「Aを禁じえない」で「Aという感情や感情的行動を抑えることができない」という意味になります。
ですからAには「怒り」「同情」「涙」といった、感情に関する名詞が来ます。
また、この表現の主語は「私」(一人称)です。それ以外には使えません。
1、2、4はすべてひっかけです。
(4)家族や仲間の協力__、とても留学生活を続けることはできなかっただろう。
1 なしには
2 もさることながら
3 とあいまって
4 に即して
答は:1番
【解説】
「~なしに(は)」
(例文)
市役所の許可なしには、この施設を利用することはできません。
(構文)
N+なしに(は)
(意味)
「Nしないで/もし、Nがなかったなら」
「~なしに(は)」は、「AなしにB」の場合「AをしないでBする」(例文1)という意味になり、
「AなしにはBない」の場合「もしAがなかったらBは成立しない」つまり「BにとってAは必要不可欠だ。」(例文2)という意味になります。
例文1)
彼らは朝から晩まで一日中休みなしに働き続けた。
例文2)
家族や仲間の協力なしには、とても留学生活を続けることはできなかっただろう。
2「もさることながら」は「Aもさることながら、BもCだ」で「AはもちろんCだが、それ以上にBはCだ」という意味になります。
例文3)
彼は学校の成績もさることながら、スポーツでも抜群の成績を残している。
3「と相まって」は「Aと相まって」で「Aと影響しあって」という意味になります。
例文4)
今回の野外演奏会は、周囲の自然と相まってすばらしいものとなった。
4「に即して」は、「Aに即してB」で「Aに従って/にそってBする」という意味です。
例文5)
裁判においては、感情に左右されず法律に即して判断しなければならない。
(5)彼は給料をもらった___全部使ってしまうので、全く貯金がない。
1 が早いか
2 そばから
3 といえども
4 とはいえ
答は:2番
【解説】
「~そばから」
〔例文〕
彼は、給料をもらったそばから全部使ってしまうので、全く貯金がない。
〔構文〕
V辞書形·タ形+そばから
〔意味〕
「~するとすぐ/~してもすぐ~」
「~そばから」は「AそばからB」で「AするとすぐBする、そしてまたAをすると、すぐにBする」というふうに、「A→B」がくり かえし起こることについて言います。
「驚いた·あきれた·大変だ」という気持ちを伴(ともな)うことが多いです。
1「が早いか」は、「Aが早いかB」で「Aとほぼ同時にBする/Aの直後にBする」という意味です。一時的な動作に使います。
例文1)
彼は、授業が終わるが早いか、教室を飛び出しアルバイト先へ走っていった。
3「といえども」は「Aといえども」で「Aという極端な立場の人や極端な条件でも」という意味になります。
例文2)
子どもの時からの親しい友人といえども、ある程度の礼儀は必要だ。
4「とはいえ」は「Aとはいえ」で「Aではあるが、しかし」という意味になります。
例文3)
いくら寿司が好きだからとはいえ、毎日食べたらさすがに飽きる。
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